スパークプラグは火花を散らして
ガソリンを燃焼させるため
すすが付着し黒ずんでいます。
ガソリンを燃焼させるため
すすが付着し黒ずんでいます。
「プラグにカーボンが付着する」と言いますが
カーボン(carbon)とは「炭素」のことをいい
酸素と結合すると二酸化炭素に変化する
【炭素(C)+酸素(O)+酸素(O)=二酸化炭素(CO2)】
酸素が足りないと不完全燃焼になり
炭素や一酸化炭素が生じて煙が出る
完全燃焼すると二酸化炭素が発生し
【炭素(C))+酸素(O)=一酸化炭素(CO)】
気体である一酸化炭素を吸い込むと
血液中の酸素と結合し酸欠になる
炭素は物質を構成する原子であり
結合すると分子である炭になる
【炭素(C))+酸素(O)=一酸化炭素(CO)】
気体である一酸化炭素を吸い込むと
血液中の酸素と結合し酸欠になる
炭素は物質を構成する原子であり
結合すると分子である炭になる
炭素(原子)の結合体が炭(分子)であり
炭素原子の元素記号はCで表記される
炭素原子の元素記号はCで表記される
原子:物質を構成する粒子
分子:原子の結合体である物質
元素:原子を記号化したもの
【化学式】
原子の組み合わせにより生じる分子が異なるため
原子を記号化した元素で物質を表すのが化学式
分子は温度により固体/液体/気体に状態変化する
ex.H2O:氷/水/水蒸気
炭(分子)という物質は存在しても
炭素という分子は存在しないので
化学式でも炭素はCのみで表される
炭素という分子は存在しないので
化学式でも炭素はCのみで表される
炭素は物質を形成する粒子であり分子ではなく
固体/液体/気体に状態変化する物質でもない
ちなみにガソリンは炭化水素の混合体
【カーボンとすす(煤)の違い】
燃焼物や大気に含まれる原子が燃焼により
混合して固体化したものをすすと総称する
カーボンとは原子である炭素
すすとは炭素を含む黒い粉末
すすとは炭素を含む黒い粉末
不完全燃焼により生じる固体(スス)には
炭素(カーボン)が多く含まれることにより
「カーボンが付着する」と表現されている
カーボンは原子レベルでの会話であり
正確には「ススが付着している」だが
一般化した意味の通じる表現なので
「カーボンが付着してる」でいいのだ。